師事超人023　銅ベルマン

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「キン肉マン☆超人コロシアム」に登場する師事超人023は、胸に大きく漢字で「銅」の文字が描かれた古代インカ（ペルー）の高齢ブロンズ超人『銅ベルマン』です。

超人コロシアムに登場する師事超人には管理番号が存在しており、001～044は正義超人、045～085は悪行超人、086～105は中立超人が登録されています。

023番は、活躍シーンはないけどモブ超人としての登場機会が何気に多い銅ベルマンです。ドーベルマンではありません。

 

 

師事超人・師事ｲﾍﾞﾝﾄ・師事条件について

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超人コロシアムではプレイヤーである分身超人たちが戦いを繰り広げています。分身超人たちは戦闘で勝利することによって超人ﾊﾟﾜｰを高めていきます。超人ﾊﾟﾜｰが1億にまで到達すると、超人の神になります。

戦闘で勝利するためには、強い師匠超人に師事する必要があります。超人コロシアムで師事できる師匠超人のことを師事超人と呼びます。師匠超人に師事できるイベントが師事ｲﾍﾞﾝﾄです。

師事ｲﾍﾞﾝﾄは、師匠超人からの誘いと、師匠超人による特訓という2つの段階で構成されています。前者の師事ｲﾍﾞﾝﾄ（誘い）を受けるために必要な条件が師事条件です。

 

詳細は以下の記事をご覧ください。

 

 

師事条件

下表が銅ベルマンの師事条件です。

 

銅ベルマンの駐屯地は香川、愛媛、徳島、高知です。四国4県が出現場所になっています。

移動場所36　香川の師事と観光ｲﾍﾞﾝﾄ【日本:南日本地区:香川】

移動場所37　愛媛の師事と観光ｲﾍﾞﾝﾄ【日本:南日本地区:愛媛】

移動場所38　徳島の師事と観光ｲﾍﾞﾝﾄ【日本:南日本地区:徳島】

移動場所39　高知の師事と観光ｲﾍﾞﾝﾄ【日本:南日本地区:高知】

 

師事ｲﾍﾞﾝﾄ（誘い）を受けるのに必要な超人ﾊﾟﾜｰは60万です。銅ベルマンの超人強度は55万超人ﾊﾟﾜｰですが、師事条件は60万となっています。60万超人ﾊﾟﾜｰ以上ないと、銅ベルマンからの誘いを受けることができません。

 

週間勝利数の条件はありません。

所属は、♥♥以上の正義超人であることが条件です。

友達超人に関する師事条件の指定はありません。

 

 

基本能力と成長率（師事したときのｽﾃｰﾀｽ）

分身超人のｽﾃｰﾀｽは、師事した超人の基本能力と成長率によって決まります。

 

銅ベルマンの基本能力と成長率です。

（©ゆでたまご / 集英社）

成長率タイプは100%投げ系です。技術(投げ)の成長率がやや高いですが、特化しているわけではない、いわゆるバランスタイプです。ＨＰの成長率が低いので、ＨＰが高い相手に勝利するのは難しいでしょう。

超人オリンピックに出場したものの活躍シーンがないまま予選落ちした銅ベルマンには妥当な能力設定です。

 

超人ﾊﾟﾜｰの成長とともに、分身超人（銅ベルマンJr.）のｽﾃｰﾀｽは以下のように成長します。

※↑スマホでご覧の方は横にスワイプしてください。

技術(投げ)の能力がやや高いですが、超人ﾊﾟﾜｰの半分程度の技術(投げ)を持つ120％投げ系超人と比べると見劣りします。何よりもＨＰの低さが致命的です。

戦闘で対戦相手にフルカウンターを与えるには、自分の攻撃力が相手攻撃力の半分程度必要ですが、120％キック系超人のｷｯｸにもフルカウンターをとれる程度の技術(投げ)はあるので、投げを連発して上手くハマれば、ｷｯｸを多用する高ＨＰの強豪超人にも勝てる可能性はあります。

 

戦闘におけるｽﾃｰﾀｽと攻撃能力値、攻防の組み合わせ、攻撃のダメージ計算については以下の記事をご覧ください。

 

 

イベントでのセリフ等

師事ｲﾍﾞﾝﾄ、果たし状ｲﾍﾞﾝﾄ、ﾌﾞﾛﾏｲﾄﾞｲﾍﾞﾝﾄでのセリフ、師事超人の基本能力、超人名鑑での掲載内容を、実際のゲーム画面の表示を再現してご紹介します。

 

～ 文字列について ～

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このゲームのイベントに使われている文字列ですが、多くの場合は以下の原則に従います。

◆ 句読点(。、)と超人名は全角
◆ ｶﾀｶﾅ・英数字・記号 ( ? ! ｢ ｣ ･ ) など半角文字が存在するものは半角

可能な限り半角文字が使われているのは、おそらく、ゲーム内のテキスト容量を少しでも節約するためでしょう。（2001年の携帯ゲームなので）

 

上記のような原則がありますが、実際にイベントデータを確認すると、半角が存在する文字なのに全角で使用されている例や、句読点や超人名が半角で使用されている例が見られます。また、全半角以外にも誤変換や誤入力が時々見られます。

それらはそのままイベントデータとして掲載して、私の入力変換ミスでないことがわかるように※コメントを追記しております。

 

～ 引用画像について ～

師事ｲﾍﾞﾝﾄ、果たし状ｲﾍﾞﾝﾄ、ﾌﾞﾛﾏｲﾄﾞｲﾍﾞﾝﾄ、超人名鑑では、ゲームの画面内に師事超人の画像が表示されます。ここでも、実際にゲーム内で使われていた画像（©ゆでたまご / 集英社）を引用しています。

 

師事ｲﾍﾞﾝﾄ（誘い）

（©ゆでたまご / 集英社）

 

（©ゆでたまご / 集英社）

 

師事ｲﾍﾞﾝﾄ（特訓）

（©ゆでたまご / 集英社）

定型文の ｢それじゃあ、特訓を始めようか｣ が使われています。

 

 

（©ゆでたまご / 集英社）

※銅ﾍﾞﾙﾏﾝは超人名だけど半角表記

定型文の ｢もう、教えることはなにもない。これからは□□Jr.○○と名のるがいい｣ が使われています。

 

果たし状ｲﾍﾞﾝﾄ（果たし状ﾊﾞﾄﾙ）勝利

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果たし状ｲﾍﾞﾝﾄ（果たし状ﾊﾞﾄﾙ）では、通常の戦闘にはない試合実況を見ることができます。

戦闘と果たし状ｲﾍﾞﾝﾄ

「キン肉マン☆超人コロシアム」における戦闘と、超人日記のイベント発生周期、戦闘の特別なイベントである果たし状ｲﾍﾞﾝﾄについて、実際のゲーム画面も交えて解説します。

tatsuspo.com

2021-09-17 06:00

 

試合実況の最後は勝者の決めゼリフで終了します。このセリフはすべての師事超人に独自のものが用意されています。

2004年8月に、有名超人約50人の勝利セリフが全面改訂されました。全面改訂された超人については新旧2種類のセリフを掲載します。

（©ゆでたまご / 集英社）

※！は全角

 

ﾌﾞﾛﾏｲﾄﾞｲﾍﾞﾝﾄ

香川、愛媛、徳島、高知で行われた戦闘や果たし状ﾊﾞﾄﾙに勝利すると銅ベルマンからﾌﾞﾛﾏｲﾄﾞをもらえることがあります。ﾌﾞﾛﾏｲﾄﾞｲﾍﾞﾝﾄは師事超人1人につき1度しか発生しません。

（©ゆでたまご / 集英社）

 

超人名鑑

ﾌﾞﾛﾏｲﾄﾞを手に入れたり師事ｲﾍﾞﾝﾄを受けたりすると、超人名鑑にﾃﾞｰﾀが追加されます。超人名鑑では、師事超人のプロフィールを見ることができます。

（©ゆでたまご / 集英社）

 

 

超人コロシアム以外でのプロフィール

銅ベルマンのプロフィールについて、他のメディアではどのように書かれているのか？　

比較のため、各メディアでの掲載内容を一部引用します。

 

インターネットサイト

キン肉マン Wiki

銅ベルマン

主な特徴

全身銅で出来ており、胸に「胴」のマークがある超人。頭部は鐘状で、右手には盾を持っている。また、左腕はツメ状になっているが、普通の腕になっているシーンが散見される。

第20回超人オリンピック、バトルロイヤルにて敗退。

第21回大会でも第3次予選の新幹線アタックまでは勝ち抜いていた模様。しかし、『キン肉マン外伝 ベンキマン ～失われたインカの記憶～』では、ペルー予選の準決勝でヒガンテマンに倒されてしまっている。

また、『ディープオブマッスル』では、ともに古代インカ帝国（現ペルー）出身で、長寿超人のベンキマンとの因縁が描かれた。

https://kinnikuman.fandom.com/ja/wiki/%E3%83%AB%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%B3

 

キン肉マン公式サイト 『超人検索・技検索』 -2024年7月4日公開

銅ベルマン

詳細は下記リンク先をご覧ください
https://wpb.shueisha.co.jp/kinnikuman/?character=doubellman

 

書籍

キン肉マン特盛 (ジャンプコミックスセレクション) -1999年8月発売

銅ベルマン
①出身地・代表国：ペルー（古代インカ）
②年齢：およそ600歳
③身長：189cm
④体重：450kg
⑤超人強度：55万パワー
⑥フィニッシュホールド・必殺技：ブロンズ・クロー。
わりといろんな所で顔を出しているので、ウォーリー感覚で捜すのが吉。

※実際の書籍でも文章の下部に銅ベルマンの顔が挿し込まれています。

 

キン肉マン「超人」 (学研の図鑑) -2019年5月発売

道具のなかま
└金属系の超人

銅ベルマン
Dobellman 正
〈銅鐘〉 身 189cm 重 450kg 強 55万 出 古代インカ(ペルー)
全身が銅製の超人。右手に盾、左手には鋭い爪（ふつうの腕に着脱できる）をもつことから、左利きと考えられる。およそ 600 歳。

 

 

管理者(ﾀﾂｵｳ)コメント

銅ベルマンは、「キン肉マン」原作初期の第20回超人オリンピックから登場している古代インカ（ペルー）出身の超人です。コミックス第3巻「第一次予選の巻」の扉絵ページ右側に掲載されたのを皮切りに、第20回超人オリンピック参加超人の1人として作中に登場します。

 

第一次予選の種目がキン肉大王の口から「ジャンケン」であることを発表された直後は、キン肉マンや他の超人たちとともに文句を言っています。

 

その際、銅ベルマンの胴体には「銅」、右手の盾には「ベル」と描かれていることが確認できます。銅ベルマンは古代インカ（ペルー）の超人ですが、思いっきり漢字やカタカナを使っています。

この手のツッコミが多いことを見越してか、超人コロシアムの果たし状ｲﾍﾞﾝﾄでは銅ベルマンJr.が勝利すると　｢別にいいだろ、ﾍﾟﾙｰの超人が漢字使ってても！｣　と逆ギレ気味のセリフを使います。まぁ、日本人も英語で書かれたものを身に着けますし、別にいいと思います。銅ベルマンは年齢およそ600歳の高齢超人なので、長い人生の中で出会った「銅」「ベル」の文字が気に入って使っているのかもしれませんね。

 

決勝トーナメント出場の8人を決める最終予選・月への往復マラソンでは、ロビンマスクら7人が1着～7着でゴールした後、最後の8人目としてキン肉マンやキンターマンたちと共に同着でゴールします。

同着でゴールした10人の中から決勝進出の1人を決めるためにバトルロイヤルが行われますが、キン肉マン以外の9人は試合前にキン骨マンのコントロールガンを浴びてしまい、特製マイクによって意のままに操られてしまいます。銅ベルマンもその9人のうちの1人です。このときは右手にベル盾を持っておらず、胸の銅の字も消えています。

 

バトルロイヤルの試合開始早々、9人は特製マイクを使ったイワオの命令でキン肉マンにドロップキックを浴びせ、3カウントフォールでキン肉マンを失格させます。その直後、異変に気付いたテリーマンが特製マイクを奪って9人に命令を下し、キン骨マンに16文キックを喰らわせたことで9人は正気に戻りました。そして、9人でのバトルロイヤルが再開された結果、9人全員がノックアウト（しかも死亡）したため、超人オリンピック8人目の決勝進出者は唯一生存していたキン肉マンに決まりました。

 

 

このバトルロイヤルで死亡した銅ベルマンですが、続く第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイトでは何食わぬ顔で再登場します。（おそらく超人墓場で労働して生き返ったのでしょう）

 

このシーンではラーメンマンの後に大きく描かれている銅ベルマンですが、これ以降のザ・ビッグファイトの予選では描かれることがなかったので、第一次予選の超人ふるいおとしで予選落ちしたのかもしれません。

 

 

原作では初期の頃にモブ超人として出番が多かった銅ベルマンですが、アニメ版には一切登場しません。

私が子供の頃のキン肉マン人気はアニメが中心で、銅ベルマンが登場する原作初期のコミックス第1～7巻は読んでいない子供が多かったのですが、銅ベルマンの知名度はそれなりに高かったです。理由はキン消しで、当時の子供たちは原作を読んでいなくてもキン消しは集めていたので、アニメに登場しない原作のみのマイナー超人でも結構知っていました。特に銅ベルマンは、独特な頭の形、胸の「銅」のインパクト、特徴的な名前（ドーベルマンならぬ銅ベルマン）ゆえに、そこそこ知られていました。

ちなみにキン消しの銅ベルマンは、原作で描かれたようなベル盾は持っておらず、両手は素手でした。

 

 

原作では度々登場するものの活躍シーンがなかったマイナー超人の銅ベルマンですが、その独特の存在感からか、時代を経ても話題を提供してくれます。

平成の時代に『週プレモバイル』に連載された小説『ディープオブマッスル』では、エピソード11 「銅ベルマン刑事 〜古代インカ 便器戦争の謎!〜」でベンキマンとの意外な関係が書かれているらしいです。
※ディープオブマッスルは今はもう読めないようです（2023年10月時点）

令和の時代には、人や物との接触が敬遠されたコロナ禍の需要に応えるべく、アシストフックとして発売されました。

「なぜ、主人公でもなくアイドル超人でもなく、銅ベルマン？」
コロナウイルスはプラスチックやステンレスの表面に付着した場合の生存期間は48〜72時間と言われていますが、銅の表面ではわずか4時間になることが報告されています。
（コロナから地球を救うのはキン肉マンでもアイドル超人でもなく、銅ベルマン！？｜株式会社キャステムのプレスリリース）
販売サイト 株式会社キャステムECサイト「IRON FACTORY」

 

「銅」は原子番号29の金属元素で、現代の人間社会において必要不可欠な素材です。日常生活で「銅」「Cu」を見かけた際は、銅ベルマンのことを思い出してニヤニヤしないよう気を付けましょう。